ショコラティエの熱い戦い!ICAアジアパシフィック大会の日本の受賞者
2017/07/17
7月に入り梅雨もまっただ中、チョコレートもアイスとか、ムースとか、気持ちさっぱりめの味にひかれる季節になりました。
チョコレートのオフシーズンともいえるこの時期でも、チョコレート業界はひそかに熱い!戦いのまっただ中。
今年で6回目となる世界的なチョコレートのコンペティション「インターナショナル・チョコレート・アウォード」の世界大会に向けて、各地域での大会が着々と進んでいるからです。
日本のショコラティエさんたちが参加する“アジアパシフィック大会”も5月に行われ、ちょうどこの週末は南米の“ペルー大会”が行われています。
ちなみに“アジアパシフィック大会”は昨年までは“アメリカ大会”と一緒だったのが、今年はエントリーが増えたことで別々になったそう。
チョコレート業界、ますます盛り上がっていて楽しみですね♪
2017年アジアパシフィック大会で受賞した日本のショコラティエ&メーカー
- Minimal Bean to Bar Chocolate(ミニマル ビーン トゥ バー チョコレート)
- Chocolatier Palet d’Or(ショコラィエ パレ ド オール)
- Green bean to bar chocolate(グリーン ビーン トゥ バー チョコレート)
- Daito Cacao Ltd.(大東カカオ株式会社)
- Meiji(株式会社明治)
- VANILLABEANS(バニラビーンズ)
- Musee du Chocolat Theobroma(ミュゼ ド ショコラ テオブロマ)
- Cacao Kenkyusyo(カカオ研究所)
- COCO Cacao for Healthy Life(ココ カカオ フォー ヘルシーライフ)
- Le Chocolat de H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)
- Sweets Escalier(スイーツ エスカリエ)
- ISHIYA(石屋製菓)
- es koyama(エス コヤマ)
- AUDREY(オードリー)
※順不同です。
幅広い日本の受賞者のみなさま
有名なお菓子メーカーに日本を代表するショコラティエ、今話題のビーン・トゥ・バーブランドに地方のスイーツショップ。
つくづく日本のチョコレートって幅が広がっていて、楽しみが増える一方だなぁって思いました。
特に圧巻だったのが「エス コヤマ」のチョコレート。全部で41もの賞を受賞していました。ダントツです!
あと個人的に気になったのが「スイーツ エスカリエ」。実は管理人の地元新潟市にあるパティスリー&ショコラトリーなんです。
ちょっとひいき目に 笑。地元なので応援したくなります。
今回は受賞者のお名前だけを紹介させていただきましたが、次回は受賞ショコラティエやチョコレートについて詳しくお伝えしていきたいと思っています。
インターナショナル・チョコレート・アウォードとは?
「インターナショナル・チョコレート・アウォード(ICA)」とは、世界的に優れたショコラティエやチョコレート製品を認定し、カカオ生産者たちの支援やチョコレート市場の成長と発展を目的とした賞。
賞のカテゴリーは全部で40前後あり、その中で金・銀・銅の3つにランク付けされます。
ただ、金銀銅それぞれ1つずつ選ばれるわけではなく、ある基準を元にランク付けされるので、金が2つ、銀が9つ、銅が7つなど多くの受賞者がいたり、銀が1つだけなんてこともあったりと、カテゴリーによってバラバラだったりします。
各地域の大会で受賞した方々が、10月にロンドンで行われる世界大会「ワールド・ファイナル」出場することができ、そこでその年のNo.1と各カテゴリーの金・銀・銅賞が選ばれます。
ちなみに2016年大会のNo.1は、フランスの老舗メゾン「Bonnat(ボナ)」の『Selva Maya(セルヴァ・マヤ』というチョコレート。
今年の日本でのサロン・デュ・ショコラ2017に出展していたので、インターナショナル・チョコレート・アウォードの受賞者をチェックしておくと、チョコレート選びがより楽しくなると思います。